持ち歩き用のソーイングボックス、
ブック型の缶になりました。
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わたしがこれまで使っていたソーイングボックスは
4年前に松屋銀座さんの来賓室で1日講座をした帰りに、
1つ上のフロアで行われていた
素敵な工芸作家さんやお店のイベントで
自分へのご褒美だ、と思って買った
銅製のものでした。
1日講座が楽しかったな₋と思いながら立ち寄ったときの気持ちを
鮮明に覚えています。
銅製なので、使っているうちに
色が変わってくすんだり、緑青という
青錆びのようなものが付いたりします。
古くなった5円玉のようなものでしょうか。
それもまた使い込んだ感じで悪くはないのだけど
たまに、ふと思いついて一心不乱に磨き始めるわたし。
磨きだすとあまりに変わっていく姿が
楽しくてしかたなかったのです。
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どうやって磨くかというと、
お酢に塩を入れた液体を用意して
柔らかい布に、それを少しずつ付けて拭いていくと
みるみるうちに汚れがとれて、淡いピンク色の
最初に買ったときの色へもどっていきます。
汚れが落ちたら、乾いた布で更にこすると
嬉しいくらいにピッカピカ。
以前その磨きたてのピッカピカをインスタに載せたら
友人が「キャラメリゼしたみたいね」とコメントをくれて
たしかに₋、とうなずいてしまいました。
そんな大好きなボックスではあったのですが
蓋の角を何かに引っ掛けてしまったようで
めくれ上がってしまいました。
これでは危ない、と思い
裏に刻印されてあった文字を検索して
コンタクトフォームから修理依頼してみたのですが
ホントに残念なことに、対応できないとのお返事。
そんな話を生徒さんたちとしていたら
メカ好きなお嬢さんがいらっしゃる方が
娘なら半田ごて(こんな漢字? )で直せるかも、と仰って
持ち帰って下さいました。
お嬢さんも頑張って下さったのですが、
やはり簡単な作業ではなかったようでくっつかず。
でも、チャレンジして下さったのがホントに嬉しかった、
ありがとうございます♪
そして、気持ちを切り替えて新しい缶を使うことに。
この缶は以前友人にもらったもの。
美味しいクッキーが入っていました。
改めて見てみると、
裏にはイタリア語のラベルが貼ってあった。
(読めませんが)
蓋を開けるとこんな感じ。
中身はあまり変わってません。
生徒さん達にはニードルブックとか
作っていただいているのに
自分はウール地に針を埋め込みまくって
使っているのはどうなの?と
思いつつ写真を撮りましたが所詮わたしはそんな者。
銅箱のときから使っているストレッチのベロアリボンで
とめて持ち歩いております。
缶をくれた友人に感謝しつつ
使わせていただきます、ありがと₋♪
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横浜山手の刺しゅう教室
渡辺志保
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