とても気に入っている、
刺しゅう糸の収納ケース。
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刺しゅう糸の収納方法は、
皆さん頭を悩ませるところだと思います。
かくいう私もそのひとり。
木箱をつかったり、
MUJIの透明プラスチックケースをつかったり、
色々試してきました。
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2年ほど前でしょうか、
よし、ちゃんとした家具としての
糸ケースを買おう、と決意。
刺しゅう糸のメーカーから出ているケースも
実物や、カタログ、ネットなどで見て。
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うーん、でもなんかちょっと
思い描いているものとはちがうかな..。
ネットオークションを探し始めました。
もともとアンティークの家具が好きで、
リビングの家具は、一つずつ買い集めてきた
アンティークのものがほとんど。
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とはいえオークションで買うのは初めてだったので、
最初はずっと眺めているだけ。
でも、なかなか素敵なものがあるものなんだな、と
探すのが楽しくなってきました。
ほとんどが地方のアンティークショップが
出品しているもの。
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閉店してしまった、
町の小さな手芸店からの払い下げのもの、
などとエピソードが添えてあると
ちょっと色々想像してしまいます。
それでも、わたしのように探している
刺しゅう好きの方は多いようで
手ごろな値段の物は倍率が高く、
何度か入札したものの落とすことができませんでした。
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このケースを見たときに、
高さと奥行きは結構あるのに
あまり幅をとらないデザインに惹かれ、
それでも考えていたものよりは大きめだったため
かなり長い期間考えました。
大きめのサイズの物は、競争相手が
あまりいないのも考える時間がとれて
よかったのだと思います。
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写真はあらゆる角度から撮ったものを
載せて下さっていたので不安はなかったのですが
やはり問題はサイズ。
メジャーで何度もここからここまで、と
スペースに当てはめてみたり。
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熟考のうえ、落札しました。
遥々広島から送られてきた荷物は
まるで引っ越しのように大きなもので
最初見た時には驚いてしまって。
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でも、決めていた場所に置いてみたら
すっぽり収まり一安心。
あとは、引き出しを一段一段外し、
ガラスの部分も仕切りもはずして、
根気よく洗ってお天気のいい日に干しました。
そこからはワクワク楽しい作業♪
ラベルをはって、
糸を色見本の順番に収納しました。
わたしはDMCの糸を使うことがほとんどですが、
全色入れてもスペースが余ります。
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昔のオリムパス製の棚ですが、
今どきのものとは違い
引き出し部分もすべて木製、
本物の硝子が入っているのがとてもきれい。
お気に入りの理由です。
モチロン建て付けは決してよくないけど
それもまたご愛嬌。
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せっかくのご縁で出会ったもの。
これからも、
大事に大事に使っていこうと思います。
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