「浴衣のお供」と言っても
わたしのではなく、
息子のものです。
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大学生になった息子が、
今年は浴衣が欲しいなと。
買ってあげてもいいけど、
ぺらっぺらのとか買われるといやだから
一緒に行って選ぶんならいいよ、とわたし。
夏休みに入ってすぐにアルバイト終わりで待ち合わせました。
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ネットでお店を検索してみたら、
やはりこの時期色々なところに浴衣コーナーがあるのですね。
わたしも浴衣は何枚か持ってはいるけど、
桐のタンスに沢山詰め込んで母や祖母や叔母が持たせてくれた物の中のひとつ。
自分では刺しゅうの半襟とか小物くらいしか買ったことはありません。
選べるかしら?
まずはそごうから行こうか、と和装売り場へ。
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白っぽいのが欲しいと本人の希望がはっきりしていたので
案外早く決まりました。
それにセールになってた
頼りになる店員さんに相談に乗っていただきながら
帯、雪駄と選んでいき、
小物を入れる巾着のようなバッグはどうする?
あまりにも簡単な作りのものが結構いいお値段だったので
バイトの疲れもあり、保留したまま
もう帰ろうと。
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家に帰って着付けの練習をしてました。
着られるものだねぇ、とか話しながら
タンスを見ていたらこんなものも♪
息子が幼稚園の時にわたしの叔母が仕立ててくれたもの。
かわいすぎる~、
大切にクリーニングしてしまってありました。
こんなの着てたんだよと話しながら
お夕飯前の夏の夕暮れ、
平和だ。
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そんなこんなで今日花火に行くそうです。
午前中、何時にでるの?なんて聞いていたら
あ、そういえば保留にして帰ってきたけど
バッグどうする?
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何となく、わたしがこんな仕事をしているから
あまりお仕着せがましく手作りのものを
持たせるのは嫌だなと思って。
中学に上がってからは、拒否しないタイプだからなお更
敢えて作れそうなものも買って持たせてきました。
なので今回も、
もし嫌じゃなかったら作ろうか‐と
おそるおそる聞いてみたら
いいの?と。
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いいよいいよ
ポーカーフェイスで返事をしたけど、
後ろを振り返り、「よしっ♪」
うちには生地だってたくさんあるし、
ミシンだっていつでもかけられるようにスタンバってる。
最初は簡単に巾着と思っていたけど、
浴衣の色に合いそうな厚地のデニムを見つけたので
これにきまり。
厚地だから巾着にはしないでワンハンドル。
中身が落ちないように革テープでループを作り
ハンドルを通します。
カシメを付けて、生地の耳の部分も活かして。
ハンドルは半分裏地も使って、
縫い糸もミシンに付けてあった上糸茶色、下糸ベージュのまま。
楽しんで楽しんで1時間くらいで作りました。
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サイトに載せるけど顔出すのはイヤだよね?
いやだよ。
で、この写真。
暑いけど、楽しんできてほしいな。
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