大好きな小林モー子さんの
パンダのブローチです。
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オートクチュール刺繍作家の小林モー子さんのファンです。
初めて作品をお見かけしたのは
今はなき雄鶏社の刺繍通信の紙面上。
今でも大切にしているその時の見開きページがこの写真、
オートクチュール刺繍というと、
やはり、オートクチュールのドレスを華やかに飾る
ゴージャスな刺繍。
わたしの中では、キラキラしたお花の図案などのイメージが強いものでした。
ところが、この雑誌で見たモー子さんの作品は、
わたしが抱いていたイメージとは少し違って、
遊び心があるチャーミングなもの。
見ているとなんとなくクスっとしてしまうモチーフが魅力です。
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少しお話変わりますが、
資格取得の講座に通っていたころ
課題の中にも’クチュール刺しゅう’という作品が一つあって、
初めて出会ったクロッシェ(かぎ針)に興味津々。
この時使っていたのはクロバーさんから出ている
かぎ針から糸が外れずらいように抑えがねのようなものが付いているものでした。
普段針で刺しゅうしているので慣れないクロッシェに悪戦苦闘している同期も多かったのですが
意外にもわたし、なんだかコツをつかんだようで
とても楽しく仕上げました。
楽しかったので、同じ図案でもう一つ刺したものが
今でも自宅のリビングにクッションにしてあります。
課題は目の覚めるようなブルーのオーガンジーに刺すものだったのですが
(経験ある方は懐かしくないですか)
こちらは麻に刺しました。
普通はオーガンジーに刺すのだけど
今思うとよくこんな生地に刺せたなと思います。
ときどき生徒さんに、この動物はなんですか?
と聞かれます、何なのでしょう??
多分前の会長の森山先生の図案だと思うのですが、
こびない感じのこの動物、結構気に入っているのです。
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なかなか出来のよくないわたしですが、
楽しそうな様子が伝わったのか
指導していただいていた先生にも
あなたこれ向いてるかもしれないからもっとやってみたら
とご自分が持っている本までお持ちになり、
貸してくださくださったことも覚えています。
残念ながらそちらの道へは進まなかったのですが、
色々なタイプの刺しゅうを経験できたのは
通っていたからこそ、ありがたいことです。
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数か月前、本屋さんで発売されて間もないモー子さんの本を見かけたので購入。
久しぶりにみたけどやっぱりいいな、と思っていたら
NHKでも「世界は欲しいモノであふれてる」で
ビーズを買い付けに行く様子を特集していました。
作品もさることながらご本人もチャーミング。
録画して保存版となりました。
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そして、わたしの持っているパンダちゃん。
自由が丘に通って下さる生徒さんもこの前ハートを付けていて
ブローチ談議に花が咲きました。
お洋服をあまり選ばず
活躍中です。
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