25番糸とビーズやスパングルを合わせた
ビーズステッチのポーチを作りました。
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わたしが今使っているお化粧ポーチは
以前スモッキングで作ったもの。
皆さんにも2作品目で作っていただいているのと同じ。
そこにプチプチと小さなビーズを入れ込みながら刺した
こちらのポーチです。
これを見てからビーズを入れながら作るのが流行中。
大きめのチェコビーズなどを1列入れて
作る方が多いです。
女の人は幾つになってもキラッとするものに惹かれがち。
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気に入っているものではあったのですが、
よく使うものなので自分がちょっと飽きてきて。
何か新しいものを作ろう考えました。
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ご多分に漏れず
幾つになってもキラッとしたものが好きなワタクシですので、
久しぶりにビーズ刺しゅうにしようと決めました。
全てがビーズも素敵なのですが
大好きな刺しゅう糸も見えている方が自分らしいような気がして、
ステッチとビーズを組み合わせて刺すことに。
お花はこんな感じ、
葉っぱはこんな感じ、
試し刺しでモチーフを決めたら
よく使っている口金に
自分の持ち物が収まるように
少し出来上がりの形を変えた型紙を作り直し
それに合わせて図案を描きました。
絵は下手くそですが、このくらいなら大丈夫、
…だいじょうぶ?
それはともかく、刺していくと楽しくて楽しくて。
途中でやめるのが嫌になってしまいます。
仲良しのお母さん友達が以前、部活の試合を観ながら
好きだからこそお夕飯の支度が出来なくなるから手芸はやらない、
そう言っていたのを思い出しました。
確かに、
まさにその状況、家事を放棄して作り続けたい。
でも根を詰めて無理に進めると、仕上がりもよくない、
そう自分に言い聞かせ針を置き、ご飯の支度もなんとか。
放棄せずにすみました。
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出来上がったのはこんな感じ。
内側は明るい色で。
物を取り出すときに楽しい気分になります。
今回の型紙、まだ改良の余地があって
そんなに上手くいったと思っていませんが
がま口を作る時にはふっくらと。
中に物が入っていなくてもきれいな形が保てているように、
それが先生から教えていただいたこと。
口金の上から写した写真も、中は入っていなくても
ある程度ふくらみは出ていると思います。
後ろ側にも少し刺して。
これがちょっと楽しいのです。
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この刺しゅうを見ていただいていた火曜日のお稽古中、
お昼頃に息子の担任の先生から電話が入りました。
腕に怪我をして、これから病院へ行くので迎えに来て欲しいとのこと。
あまり要領を得ないまま、呑気に
病院が決まってからまた連絡を下さいとお願いし、
それを皆さんに話すと
「先生もういい、もういい、早く準備して」と
あっという間に片付けて帰り支度。
「腕を怪我したなら着替えを持った方がいいかも」
「あ、前開きのものね」
「お大事に」
口々に色々なアドバイスを残し皆さんあれよあれよという間に立ち去っていきました。
こういう時の女の人って、すごいなと思います。
その後先生からは都立広尾病院へ緊急搬送されることになりましたと。
緊急搬送?
事の重大さに気付き、タクシーに乗る。
車内でも保健の先生と電話でやり取りしていたので
それを聞いていた運転手さんは驚くようなスピードで走って下さり、
支払いの時には「お大事に」と。
世の中良い人しかいないのか☺
電車の中でも色々なことを考えましたが
病院へ着くと平然とした様子の息子がERのベッドの上に座っていたので少しホッとしました。
病院の先生から色々と説明を受け手術室へ向かう途中で息子に
「大丈夫だから落ち着いて」と言われてしまいましいた。
わたしは充分落ち着いているつもりだったのですけどね。
術後も腕以外はとても元気。
病院が学校の近くだったので
お友達がお見舞いに来てくれたりもしています。
素敵なブーケもあれば、
とっても長いフランスパン、
さきイカやチータラ、
まちがい探しの本や
駄菓子各種、
高校生のお見舞いは理解に苦しみますが
とってもありがたいです。
心配して下さった皆さん、本当にありがとうございました。
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