とても久しぶりにGallery を更新しております。
そして、メガネケースコレクション も更新しました。
よろしければご覧ください。
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6、7年前に買って使っているこの本。
思いの外皆さんに好評だったので
ご紹介させていただきます。
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先日、花飾りの帽子の刺しゅうをして下さっている方が
この帽子の下に何か素敵なメッセージを刺しゅうしたいと
おっしゃいました。
わたしのサンプルでも、
もう一つの小さな図案の方には
mon chapeau
と入れていたのですが、
その方はもう少し長めで、いい言葉を入れたいよう。
それならこんな本があるよ、と
本棚からこの本を取り出してきました。
わたしもたまに引っ張り出しては使う本なのですが、
誰かに見せたのは初めて。
その場にいらした皆さん
意外にもとっても興味をもって下さって
まわし読みしていました。
本を開くとスペースをゆったりとって
こんな風に色々なフレーズが可愛らしい挿絵と共に載っています。
たまたま開いたこのページには
「芸術は最高に美しい嘘である」ドビュッシー
「映画は、光がインクに取って代わった現代のエクリチュールである」コクトー
など作家の言葉。
このページには
「晴れてきたね、散歩にでも行こうか?」
「良い夢みてね」
「奇跡だ」
と短いフレーズ。
「読むことと好奇心を持つことは、同じこと」
「何かを教えてくれる場合のみ、本は許される」ヴォルテール
「本はいつも2人の作者―書く人と読む人―がいる」サロメ
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こんな風に日本語訳だけみていても
読みふけってしまう感じ。
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フランス語をきちんと学んだことはないけれど、
なんだかとても憧れてしまう言語。
こんな本の力を借りてちょこっと使うことできるのが
嬉しくてたまりません。
以前神保町にあったとっても好きだった洋書屋さん、
アートブックショップで買いました。
編者 フジタ花梨
カラーフィールド刊。
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