斜めがけできる
スマホ入れを作りました。
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きのうの日本橋三越カルチャーサロンで
7月のすべてのクラスがおわり、
夏休みに入ります。
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今月のクラスとクラスの合間のお休みの日に
仕立てデーのように
刺しあがったままになっていた
3点を仕上げました。
そのなかの一つがこれ。
以前、マスクケースとしてブルーグレーの生地に
刺していた図案。
二子玉川の皆さんが、これを
スマホ入れにしましょ₋、と
何度も何度も言ってくださって
まだスマホ入れの形になっていない段階から
フライング気味に刺して下さっていました。
皆さんとてもお優しいので
仕上げは私のタイミングでいいと仰っていたけど
やはりいつも心の隅には
早くやらなくちゃ
という思いはあって。
何となく同じ色で刺すのも芸がないかと思い
刺しゅうだけは、手持ちのこげ茶のリネンに
実家へ帰った時とか
時間を見つけてちょこちょこ刺してありました。
こげ茶に茶色の糸、
なんて地味なんだろう、と
刺し終わったときにちょっと気分も落ち気味に。
母の反応も、
手がかかっているけど目立たないわね₋
と思っているような感じ 笑
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ただの長方形にするのはためらわれて
少しアールな感じに型紙は作っておいたし、
イメージしていた金具も買ってきたので
いよいよやるか、と腰をあげる。
ゴールドの金具を使うから
地味でいいと思っていたのに、
仕上げる直前弱気になって
ハチを足してしまいました。
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マスクケースの時とほとんど同じ
手法でミシンをかけて完成。
わたしのとても大きくて重いiPhoneが
スルッと入る大きさ、
裏地はバッグ用シャンタンの黒です。
翌日以降のクラスの時には
自分で使って強度を確認。
講座中は、スマホとメガネを入れて使用。
特に問題なく使えました。
皆さんも気付いて下さって、良い反応で
ホットする。
三越さんの講座の後で、
金具たちを調達に角田商店さんへ。
いつも良くしていただくお店の方が
「おう、いらっしゃい」と言って下さったので
そのまま見せてお話して、Dカンの横に小さなカシメを
打った方が強度が上がるか相談したら
こんなに丁寧に刺しゅうしてあるのに
もったいないから打たない方がいい、
生地に穴も開くことになるし。
ウチは金具屋だから買ってもらえる方がいいんだけどね₋、
と言って下さったので心も決まり
渋滞の首都高、帰路につきました。
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通ってくださっている皆さま
どうぞよい夏休みをお過ごしくださいませ。
9月にまた楽しみにしております。
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横浜山手の刺しゅう教室
渡辺志保
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