自宅の玄関わきにある小さな花壇、
気に入った植物をたくさん入れて
リニューアルしました。
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うちの前にあるあまり大きくない植栽スペース。
家を建てた当初は大き目のコニファーが4本ありました。
真南に向いているせいか、
何のお世話もしていないのに驚くほどの成長ぶり。
でも数年経ったころ、そのうちの1本が枯れてきてしまいました。
ことあるごとに来てくれていた仲のよい工務店さんの方は
「狭いのに4本も植えてあるから枯れてきちゃうんだよ」
確かに。
でもわたしが希望したわけじゃないもん、
それなら自分の好きなようにお花とか植えてみようかな、と言ったところ
「じゃあ抜いちゃうか」
そう言って、数日後にはかなり大きなコニファー全て抜いてくれました。
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そこからは自分の責任。
ちょっとワクワクしながら園芸店をまわったり、
ガーデニングの本を買ってみたり、
少しずつ植物を増やして自分なりに楽しんでいました。
お花の苗は色々植えてきましたが、今までずっとあるものは
オリーブの木
ノリウツギ系のライムライトという白いあじさいのようなお花が咲く木
アプリコット色の小さめのお花が咲く四季咲きのバラ
ハツユキカズラ
クリスマスローズ
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でも、仕事の忙しさを理由になかなかここ数年手をかけられなくて
放置気味の花壇を横目に見ながら家に入る日々。
何とかしないとな、と思っていたとき
以前指輪を作ってくれた友人が、お店のお花をお願いしているお友達がいて
絶対好みが合うと思うよと紹介してくれました。
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その方が友人と一緒に打合せに来てくれたのは
まだ暑い盛りの8月初旬。
わたしがお伝えしたのは、
あまり手をかけなくていい植物
花というよりも、きれいな葉のもの
黒やシルバーリーフの葉が好き
そのくらいだったかな。
イメージを伝えるために持参して下さった黒田園芸のガーデンの本は
何とわたしもバイブルとしてずっと大切にしていたものでした。
そのせいか、たぶんわたしの伝えたかったことは
すんなりわかって下さって、
作業日は暑さがおさまる10月、お稽古がお休みの日に設定して打合せ終了。
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まだまだ先の話だなと思っていたのに
時間の流れは早いですね、あっという間に作業日がきました。
その間に何度かこんな植物はどう?とかメールでやり取りした程度。
でもこの間にわたしの好きそうな植物を徐々に仕入れて
お世話して下さっていたとのこと、ありがたいです。
前の週には台風が来たりしていましたが当日は暑くもなく寒くもなく
絶好の作業日和。
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わたしの友人も一緒に来てくれて
朝から3人でわいわい働きました。
最初にその植物の数を見たときには、こんなにたくさん
絶対入らないでしょ‐と言ってしまったほど。
なぜかというと、この土の中には配管系の小さなマンホールみたいなものが結構入っていて
思ったより入らないのです。
自分ではいつも植えすぎてはいけないと思って間をあけて植えていたし、
増殖しすぎる植物も経験上怖くて躊躇していました、特にハーブ系。
でもそんなことも話していたら、寄せ植えみたいにたくさん植えると
意外にその方が増殖を抑えられるのかもと。
そして大きくなりすぎたら切ればいいんだと、当たり前のようで
なかなか躊躇していたことも、アドバイスをいただいて
上手くできそうな気がしています。
そして、みごとに殆どの植物が植えこまれました。
大きな黒っぽい葉はニューサイラン、
これが一つあるだけで全体がグッと引き締まる感じがします。
こんな植物お店ではなかなか見ない。
やはり農家さんとかでお願いしていて、
良いものがあると連絡をもらうそうです。
手前の緑はオーストラリアンローズマリー、
ローズマリーでは全然ないけど葉っぱの形が似ているせいでしょうか。
手前の黄色い葉はゴールデンモップ。
黄色はあまり好きじゃないとか言っていたのですが、
やっぱり入れるとメリハリが出てきれいなのです。
刺しゅうの配色でも同じですよね、少し黄色が入ると
俄然素敵になったりします。
少し見えるパープルのお花は以前植えて増殖が怖かったアメジストセージ。
でもお花の色は綺麗でとても好きなので入れてしまいました
真ん中の頼りなげなシャラっとした背の高い黄緑は
アカシアのブリスベンという樹。
名前の通りオーストラリア産、
大きくなってミモザのような黄色い花が付くそうです。
ヒューケラとか、ユーホルビアとか
緑のグラデーションが好き。
右側に少し見えているのは、台風の塩害で葉っぱがほぼ無くなったバラ。
プレートはむかーし実家の近くのお店で買って担いで持ち帰ったもの、
ちょっと錆びてます。
もともとあった植物もほとんど残して下さって、
わたし的にはとてもお気に入りの花壇になりました。
まだまだ植えたばかり、
これからどんな風に成長していくのかが楽しみでなりません。
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