すてきな展示会が多いこの季節、
2つの刺しゅう展に足を運びました。
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4月から製本を習っていたのですが
きのうは振替で都内へ。
ちょうど良いタイミングだったので
その帰りに駆け足で刺しゅう展をめぐることに。
一つめは松屋銀座で行われている
ユキパリスさんのコレクション展。
京都へ行ってみたいと思いつつも、なかなか実現できていなかったので
とても嬉しく眺めてきました。
相当な数の素晴らしいコレクションの展示、
作るよろこび
使うよろこび
見るよろこび
ゆっくりと鑑賞したかったのですが、時間もなく駆け足で。
写真を撮りたいものも沢山ありましたが叶わなくて残念に思っていたところ
展示と同名タイトルのご本があったので、
購入してサインもいただきました。
これからゆっくりみたいと思います。
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そして、もう一つ
歩いて移動できる距離のところ、
タチカワブラインド銀座スペースで開催されていたのは
イタリアのチュールレース刺しゅう展、
前日に友人から教えてもらいました。
チュール刺しゅうは、わたしが手芸普及協会の講座に通っていたころ、
10年以上前のことですが、1度だけ課題で刺したことがあります。
現在の課題にもあるのかな?
ちょうど課題を提出できたあとくらいの時期に
BSでやっていた、イタリアの小さな村からという番組で
チュール刺しゅうを特集していたものを見ました。
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わたしが課題で刺したものは少し目の粗い感じのチュールで
初心者にもできるもの、ということだったのだと思うのですが
それでも初めて触れるタイプの刺しゅうに興奮したことを覚えています。
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テレビ番組で見たのは、わたしのそれとはほど遠いとても繊細なもので、
うっとりするようなウェディングドレスなどに使われていました。
ほんとに綺麗と思って、そのころチュール刺しゅうが習えるところはないかと
探した記憶もあるのです。
でもなかった、
というかわたしには探せませんでした。
今回そんなことも思い出したので、ぜひ行ってみようと。
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綺麗で繊細なイタリアのチュールレース作品と並んで、
日本人ならではという感じの
藍で染めた素材を使って和皿などで見るような模様を刺した作品もありました。
作品を見ていたら、受付してくれた方が声をかけて下さって。
お話の中で、以前見たテレビ番組のことを言ったところ
その方もご存知で、先生はその同じ番組を見てイタリアへ渡り
番組に出ていた方の下で教えていただいたのですよと伺いました。
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同じ番組を見て、同じように感銘を受けたのですが
わたしにはそこまでの行動力はなかったな‐
そんなことを思いつつ、一路家路を急ぎました。
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