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バルテュス夫人の
スイスでの四季折々の暮らし、
そしてこれまでの道のりを紹介している
この展示。
心落ち着く雨の日に
ゆっくりまわってきました。
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数年前にバルテュス展があったとき
たしかNHKの特集で
節子夫人をとりあげているのを
みた記憶があります。
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バルテュスの絵は
絵画に特段詳しくないわたしでも
思い浮かべることができるくらいのもの。
色使いや構図など
素敵だなと思うと同時に
意味深な少女のモチーフが多く
不思議な感じがします。
でも、
とっても魅力的。
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スイスの標高高い場所に位置するホテルだったという
お住まいの庭には
丹精込めたお花がいっぱい。
展示は暮らしの様子を四季ごとにわけて
みせています。
そしてそこに必ずあるのは
着物。
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節子さんが着物を日常に着るようになったのは
外国に暮らすようになってからと書いてありました。
着物を着ていると誰もが日本人だと
わかってくれるからと。
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着物といえば
最近毎回着物を着てお稽古に来て下さる方がいます。
彼女は5年前、お教室を始めた頃から
来て下さっっていたのですが
ご主人の転勤で札幌へ。
3年たって戻ってすぐに連絡をくれました。
久しぶりに来てくれた時にはお着物姿。
どうしたの??
というと、向こうでせっかく習ったので
忘れないようにお出かけの時には着るようにしてます、と。
子供が3人いて、下の子はまだ小1なのに、
ホントにすごいなー。
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息子の学校でも中1で役員をしたとき、
役員会に着物で来る方がいらっしゃいました。
影響をうけて、また一人、もう一人と
増えていったものです。
日常になると素敵だなと思います。
わたしも着てみようかな。
着方を思い出すところからだけど。
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そして展示は手芸の部屋へ。
刺しゅうやパッチワーク、編み物など。
物のない時代に生まれたので
繕う手芸だったとも書いてありましたが
またまたご謙遜を。
ご主人のために刺しゅうしたものを
スリッパに仕立ててもらったというものは
クリスチャンルブタンにも影響を与え
そのルブタンが作ったという
同じデザインで全面ビーズ刺しのサンダルも展示してありました。
うっとりです。
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あと印象的だったのが
可愛いグログランリボンの両端に
ちいさなハサミや指ぬきなどを付けられるようにして
首から掛けていたリボンのソーイングセット。
こうしておくと、探し回らなくていいからと。
わかる気がする。
こういうちょっとした工夫に
胸うたれます。
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ご自身が描いている本格的な絵画の展示も
じっくり眺めて。
充実した雨のお休み、過ごしてきました。
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ド・ローラ・節子の暮らし展
横浜そごう美術館
5月29日まで。
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Broderie de Papillon Facebookページ
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